石井信子さん
(株)樹の森社長
「私は5年前、脳内出血で左半身がマヒしてしまいました。症状が比較的軽く、現在は日常生活を支障なく過ごすことができるようになりましたが完全に元通りというわけではありません。
そのようなことからユニバーサルデザインには強い関心を持っています。
視覚障害者の方に必要な道路の点字ブロツクは、私にとっては小石と同じく踏まないように要注意、車椅子用の車道と歩道の境の少しの傾斜にもバランスを崩して倒れた事があります。
「全ての人に優しい」というのはとても難しい事ですが、より安全で利便性の良いモノを考案し商品化したいと思っています。
「階段の滑り止め」
以前、事務所の階段はコンクリートにゴム製のシートを貼り金属+ゴムの滑り止めが施工してありました。
健康な時には気付きませんでしたが5ミリ程の隆起につま先が引っ掛かり、足を乗せた時に今まで以上に高さを感じるようになりました。
そこで、改装時に階段を木材に換え滑り止めも木材で作って埋め込むと素足で階段の上り下りができて、とても楽になりました。
木製床で素足で過ごすのは予想以上に快適でお客様にはスリツパをお勧めしますが、「気持ちがいい」と脱いでしまわれる事もしばしばです。
「トイレットペーパーホルダー」
通常プラスチツクやステンレスなどのホルダーは紙をカットするカバーが付いていますが、しっかり巻いた紙はピタッとくっついていて切り口を見つけられません。
殆どのトイレットペーパーにはミシン目が入っているので片手を添えて引張るだけで簡単にカットできますので、棒に通しておくだけで良いのではと思い、インテリア性の高いホルダーを「木」で造り、見た目だけでなく手触りも温かみを持たせました。
また、銘木を使ったこのホルダーは、おしゃれで、壁に掛けても、机の上においても使うことが可能で、また棒を長くしてキッチンペーパーのホルダーにと、使い方は多種多様です。
「ドアの出入りが楽に出来る方法を考案中です!」
「車椅子の方だけでなく両手で荷物を持っている時などドアを開けるのが大変で「足で開けられたら」と思いませんか?
さらに、車椅子に乗ってドアを開けるのはとても大変です。
そこでレバーを引いて手を離しても鍵が元に戻らない装置を使って楽にドアが開けられる方法を検討しています。
どちらからでも押すだけで開閉ができ手でも足でもレバーを操作してゆっくり出入りができるドアを試作中です。
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