人と人をつなぐコミュニケーション。メールなど文字による情報伝達も増えてきましたが、人が集うときには「音声」を多用するもの。そんなとき忘れないでほしい「耳の不自由な方」の存在、そして「要約筆記」のことを紹介します。
自分の気持ちを伝えたり、意見を交換したりする時、あなたはどのような方法を使いますか?日ごろの生活では、自分の声、すなわち「音声」を使うことが多いですよね。
耳の不自由な方はどうでしょうか。耳の不自由な方の情報伝達と言えば「手話」をイメージすることが多いですが、聴覚障害者の多くは「手話」が理解できないと言われています。人生の半ばで聴こえを失った中途失聴者や難聴者の多くは「手話」を習得するのが困難であり、実際には「文字」や「補聴器」などを併用したコミュニケーションを選択する方が多いためです。
中途失聴者や難聴者のコミュニケーションを保障するため、音声を文字に要約して、必要な情報を伝えるのが「要約筆記」です。耳の不自由な方の自己実現や公平な社会参加を実現するべく、病院での診察、役所での手続、地域の催し事、災害時における避難所など、幅広いフィールドで必要とされています。
今回は、「要約筆記」の活動に従事されている「佐賀要約筆記サークル虹の会」の皆さん、要約筆記の利用者を代表して「佐賀県難聴者・中途失聴者協会」の方などにお話を伺いながら、要約筆記の意味や必要性などに迫っていきます。
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佐賀要約筆記サークル「虹の会」(吉原奈保子さん、中尾恵美子さん)、佐賀県難聴者・中途失聴者協会(古賀道子さん)
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