ふくしの家は、「ふくし生協佐賀準備会」の新しい拠点として、平成8年南佐賀に「ふくしの家きはら」を開所しました。今でこそNPOとしては大きな組織になりましたが、以前は利用者も少なく、慢性的な赤字が続いていました。
その頃、私は保育園の一保育士として、子ども達の保育をしていましたが、漠然と保育方針が私の考えが違い、辞めてやめてしまいました。「ふくしの家きはら」が開所して1年ほどたった頃、縁あってふくしの家に就職しました。
「ふくしの家」というだけに、普通の平屋建ての民家を借りてやっていました。 出勤初日に代表から言われた言葉は、「今日は誰も利用者がおらんけん、壁紙ば貼ろうか!」と言われて、壁紙を張ったのを覚えています。
それから3年くらいは、利用者も少なく、暇さえあれば、庭の草むしり、壁のペンキ塗り、犬小屋作り。テレビのアンテナが倒れたら屋根に登ったり、運営費を稼ぐために毎月のようにバザーをしたり。子育て支援とはかけ離れた日曜大工みたいなことばかりしていました。
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